雨男、九州を去る!
福岡空港の空は昨日までの雨模様が嘘のように晴れてきています。それもそのはず、雨男が今、まさに飛行機に乗らんとしているからです。まもなく雨男の乗った飛行機が県外に出たら、福岡地方には久々の青空が広がるでしょう。
(あと少しで雲一つなくなる福岡空港の空)↓
この4日間、福岡各地で精力的に弾いて、どれも素敵な思い出になりましたが、昨日の昼間、7月の集中豪雨で被害を受けた東峰村を慰問演奏で訪れたのが、最も心に残ったかもしれません。
慰問演奏等というと偉そうで嫌だし、この自分が、仮設住宅で被災された方々に美智子妃殿下みたいに声を掛けられるとも思えません。それでも、もしかしたら喜んで頂けて、ほんの少しのお力添えでも出来たらと考え、緊張しながら行ってきました。
ホテルを出発して2時間、僕の乗せて頂いている車は、東峰村に向け、だいぶ山道に入ってきました。所々、崖の補修のために片側通行だったり、崖にブルーシートがはられたりしています。
まもなく仮設集会所に着くと、あたりは雨男到着につき、当然の事ながら土砂降り!かえって、ご迷惑だったかなと考えてしまいます。
仮設集会所は、気持ちの良い木材で作られていて、とても清々しかったです。既に30名程の方々がお集まりでしたが、意外な事に、大変賑やかにおしゃべりをされていて、そのパワーにびっくりしてしまいました。
逆に、こちらが勇気付けられる形となって、演奏を始めると、木の部屋は音が柔らかく響き、僕の弾きたいという気持ちを引き出してくれます。そして1曲1曲を、皆様が、とてもよく聴いて下さるので、僕との関係が濃密になり、なんだか部屋の中が温かい気で満たされたような感じになりました。その温もりは、今でも僕の心の中に残っています。
後で聞けば、被災の精神的傷はかなり深いらしく、そのうえでの明るさだと考えると、逆境下のあの方達の精神の大きさに感銘を受けました。
↑(福岡のテレビ局が撮りに来ていました)
そして今、4日間とは思えない濃い旅が終わり、現実に戻るのが辛い辛いと、もがいているところです。
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